元通信制高校の先生が語る、不登校でも大学受験に合格する方法

不登校に悩まされていた生徒たちと大学受験を挑んだ、元通信制高校の先生が受験に関する情報をお伝えするブログです。

新高校1年生へ!理系科目で躓かないために

こんにちは!
名古屋市通信制高校
不登校を経験した生徒たちに
大学受験指導をしている
ふくちゃんです!


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今日は、新高校1年生に向けた記事です。

 

まず、脅すわけではないですが
高校の授業は中学校に比べて
進み方も早いし、内容も複雑です。

 

特に勉強が苦手な生徒は、
数学と物理基礎に躓く可能性が高いです。

うちの系列の塾生で
偏差値60以上の高校に行く生徒でさえ
理系科目に躓いてしまう生徒が
半分を越えています。

 

なので、そうならないために
必要な情報をお伝えしていきたいと思います。

 


まずは公式を覚える


これを最優先してください。
まずは公式をそのまま覚える。
そして、それに当てはめて解く練習を繰り返す。

 

大事なのは、「理解」よりも、「解ける」こと

 

高校で出てくる公式の多くは
なぜそうなるかを理解しようと思うと
複雑な計算過程が含まれることが多いです。

なので、理解ばかりを追い求めると
問題演習量が減り、
解けないようになってしまいます。


必ずしも「理解」→「解ける」の順番ではない

 

多くの人は、理解できるから解けると
考えているようですが
理解せずとも問題は解けます。

むしろ、解けるから理解ができる場合もあります。


ここは、教える側の価値観もあるかと思いますが
僕はまず解けることが重要だと考えているので
正確に理解することは、後からでも良いと伝えます。


なぜなら、理解を待っていたら、
授業に遅れる可能性が上がるからです。

高校生になって、授業についていけなくなると
学校がつまらなくなります。

絶対に、ついていけた方が良いです。
通信制高校に来る生徒の中にも
勉強についていけなくなり、
学校に行きづらくなった生徒が多いです。

なので、授業についていくためにも
まずは問題を時間内に
処理できるようになることが重要で
正しく理解を常にするべきではないと
覚えておいてください。


一度遅れたら簡単には取り返せない

冒頭でもお伝えしましたが、
高校の授業は中学校とは大きく異なります。
特に進む速度は段違いです。

 

なので、一度遅れたら、
夏休みなどを使って
総復習をする必要があります。

しかし、部活などがあると
現実的ではありません。

そうやって、授業においていかれる生徒が
たくさん生まれていくのです。

 

それを防ぐためにも理想的な学習順序を
紹介して、この記事を終えようと思います

 

  1. 予習で例題を解けるように、
  2. 授業で練習問題を解けるように
  3. テスト前に「解ける→理解」の作業を行う

 

これを意識して、学習に励んでください。
これがなるべく労力をかけずに、
高校生活を満喫するために良い学習順序です。