元通信制高校の先生が語る、不登校でも大学受験に合格する方法

不登校に悩まされていた生徒たちと大学受験を挑んだ、元通信制高校の先生が受験に関する情報をお伝えするブログです。

独学でゼロから名古屋大学以上を目指す参考書ルート(日本史・世界史・地理編)

こんにちは!
名古屋市通信制高校
不登校を経験した生徒たちに
大学受験指導をしている
ふくちゃんです!


今日は参考書ルートの地歴Verです。
他の教科はこちらをどうぞ。

 

fukutatakuma.hatenablog.com

fukutatakuma.hatenablog.com

fukutatakuma.hatenablog.com

 

 

 

【日本史・世界史】

 

教科書をすらすら読めない人は購入おすすめします。
正直、教科書をよく理解せずに読んでるぐらいなら
よっぽどためになります。

目的は、通史を読んで
大雑把に全体像を掴むことなので

スピード感重視で
どんどん進めることが大事です。

 

通史の全体像が見えた段階で
一旦、用語の暗記に入ります。

ここでは、細かい用語の暗記ではなく
重要語を覚えていくというイメージです。

その意味で、この参考書は
用語同士のつながりを意識して
覚えられるので
初期段階ではとても重宝します。

 

 

中学から使える 詳説日本史ガイドブック 下

荒巻の新世界史の見取り図 中 (東進ブックス 大学受験 名人の授業シリーズ)

荒巻の新世界史の見取り図 下 (東進ブックス 大学受験 名人の授業シリーズ)

 

日本史・世界史ともに
教科書よりも分かりやすく
そして、細かい参考書です。

絶対に必要と言う訳ではないですが、
独学で進めていくなら欲しい所です。

僕も独学で受験したので分かりますが、
やはり教科書は学校の授業ありきです。

なので、有効活用した方が理解はスムーズです。


 

 

スピードマスターは
「時代と流れ」と詳しい読み物で得た
知識を定着させる目的で利用します。

基本的な用語の定着をしないと
この後の演習ゾーンの効果が
薄くなるので

少ししんどいかもしれませんが

スピードマスターを
二週間ぐらいでサッと済ませましょう。

 

 

演習ゾーンに入ります。
個人的に過去問を徹底的にやり込むことが
歴史系の科目の点数を上げるコツだと思います。

その目線で考えると、
基礎問題精講シリーズは
解説も丁寧で分かりやすく
レベル感的にも適切です。

中堅私大なら、
ここまでで十分すぎる内容です。

 

 

今年、南山に合格した生徒は
この教材をほとんど解けるようにしていました。

実際、GMARCH関関同立
目指すなら終わらせたいゾーンです。

意外と内容は難しいので
じっくりと取り組むべき参考書です。

できるなら3周くらい出来ると
日本史・世界史を武器にできます。

 

 

この教材は、本当におすすめです。

日本史・世界史で
点数が安定しない生徒の特徴で
年代暗記が弱い傾向にあります。

これは年代暗記を
計画的に行うことができ、
日本史・世界史の点数を
盤石なものにしてくれます。

点数を安定させたい受験生は
確実におすすめです。

 

 

仕上げの教材ですね。
あまり言うことはない名著です。

早慶旧帝大クラスでも
難しさを感じる教材です。

だから、この教材をやると
本当の実力がつきます。

今年の受験生でも
南山やGMARCH関関同立の問題でも
9割以上を叩き出した生徒は
ここまで仕上げていましたね。

 

 

【地理】

 


地理は正直、村瀬先生の独壇場ですね。
でも、そんだけ分かりやすいです。

とりあえず、これを読めば
知識的には問題ないですし
地理的な考え方も身に付きます。


 

地理は共通テストで
利用する人が多いと思うので
こちらの教材を入れます。

村瀬先生の本で得た
知識を活用しながら
地理的な考え方を実践してください。

地理で大切なのは
暗記で終わらせないことです。

考察の仕方や、目の付け所を
どんどん吸収してください。

問題演習に入ったら、
躓いた問題に関する知識などを
どんどん地図帳に書き込んでいきましょう。

この作業をこと細かに出来る生徒で
地理の点数が悪かった生徒はいません。

時間のかけすぎも考えものですが
地理の学習の中では時間を割くべき部分です。

 

 

難関私大や国公立の二次試験で
地理を利用する人は
これをやりましょう。

この問題集を繰り返し
取り組んでもらえれば
ほとんどどこの大学でも
対応できます。