元通信制高校の先生が語る、不登校でも大学受験に合格する方法

不登校に悩まされていた生徒たちと大学受験を挑んだ、元通信制高校の先生が受験に関する情報をお伝えするブログです。

受験に必要なのは、授業か?参考書ルートか?

こんにちは!
名古屋市通信制高校
不登校を経験した生徒たちに
大学受験指導をしている
ふくちゃんです。


最近の大学受験業界を見ていると、
昔ながらの大手予備校や
スタディサプリなどの映像授業系の
良い先生の素晴らしい授業を
受けるタイプのもの。

そして、武田塾のように
授業ではなく、参考書ルートが決まって
その進捗管理を徹底するタイプのもの。

とてもざっくり分けると、
その二極化が進んでいると思います。


この流れから考えるに、
受験に必要なのは、
良い授業なのか
それとも
参考書ルートなのか

そんな問いが
保護者の方も出るかと思います。

「うちの子はどっちが合うのかしら?」
そんな風に悩むかもしれませんね。


でもね、問題はそこじゃないんですよ。
良い授業も、参考書ルートも
あるに越したことはないんです。

しかし、それらを
2つ揃えても
合格できない人もいれば、
なにもなくても
合格できる人がいます。

この違いはたった1つの言葉で説明できます。


「自分で学習を進める力」


結局、最終最後は
自習の時間にどれだけ
自分で進めることができるかです。

分かりやすい言葉で
次にどうすれば良いかを
手取り足取り教えられているうちは
だめなんですよ

自分でやるべきことを決めて、
とりあえずやってみて、
何か不足していないかを調べて、
改善したものをまたやってみる

このサイクルを
自分でグルグル回せるようになる。

これが絶対に必要なんです。
大学受験に限らずですよ。
社会で活躍するために必要なんです。

そして、この力を育てるのに必要なのは、
良い授業でも、参考書ルートでもなくて
一緒に走ってくれる伴走者です。

良い伴走者を見つけて、
必要なくなったタイミングで
巣立っていく。

そんな受験ができれば、
得るものがとても多い
大学受験になります。

ですので、塾選びの際に
そんな視点を持ってもらえたら嬉しいです。