元通信制高校の先生が語る、不登校でも大学受験に合格する方法

不登校に悩まされていた生徒たちと大学受験を挑んだ、元通信制高校の先生が受験に関する情報をお伝えするブログです。

吃音に悩んだ末に思うこと

こんにちは!
名古屋市通信制高校
不登校を経験した生徒たちに
大学受験指導をしている
ふくちゃんです!


今日は生徒ではなく、個人的な体験談を。

僕は吃音を持っているんですけど、
これに悩まされることが多いんですよね。


ちなみに、吃音とは

 

言葉が円滑に話せない、
スムーズに言葉が出てこないこと。
非流暢発話状態のひとつ

構音障害・言い淀みなどとは区別されるが、
合併する場合もある。

吃音には、幼児期から始まる発達性吃音と、
発達性吃音のなかった人に
脳の疾病や精神的・心理的な問題によって引き起こる獲得性吃音がある

「発語時に言葉が連続して発せられる(連発)」、
「瞬間あるいは一時的に無音状態が続く(難発)」
「語頭を伸ばして発音してしまう(延発)」などの症状を示す

Wikipediaから引用すると、こんな感じです。


僕の場合は、連発と難発が
症状としては良く出るんですけど
仕事柄、しんどいです。

話す仕事をしているし、
教育ってどうしても
決まったワードを
出さないといけない瞬間が多いので。

とっさに他の言葉で
言い換えるとかできないんです。


日常生活で特に苦手なのは、
コンビニのレジや
ケーキ屋さんで
特定の商品を買う時ですね

なかなか上手に出て来なくて
買いたくない商品を買ってしまったりします。


僕は比較的軽度なので、
発信しないと気づかれないぐらいですが
気づかれないと詰まった時に困るので
最初に言うようにしています。


ただ、悪いことばかりではなくて、
吃音だったから出来るようになったことも
多いと感じています。


語彙数が増えたり、
分かりやすく説明したりするスキルは
吃音のおかげですごい身に付きました。

人前で話すことはいまだに苦手ですが、
それでも仕事柄話さないといけないので
誤魔化しながら話しています。


僕自身がそうであるように
誤魔化しながら
向き合っている人って多いと思うんです

そうゆう人もいるのかもしれないなって
そう一瞬でも思えたら、多くの人に
もっと優しくなれると思うんです。

優しさって、
必ずその裏側に
「気付き」があって、

人生経験が
「気付き」を増やすと
考えています。


なので、僕自身は
自分に降り掛かる困難や障害は
それを乗り越えることで
自分は優しくなれるんだと思って
日々を過ごしています。