元通信制高校の先生が語る、不登校でも大学受験に合格する方法

不登校に悩まされていた生徒たちと大学受験を挑んだ、元通信制高校の先生が受験に関する情報をお伝えするブログです。

不登校歴が長い生徒が大学受験を目指す上での3つの壁

こんにちは!
名古屋市通信制高校
不登校を経験した生徒たちに
大学受験指導をしている
ふくちゃんです!


うちに通っている生徒から見えてくる
大学受験を目指す上での壁を考えていきます。
僕が思うには、以下の3つです。


・語彙力、計算力が弱い
・コミュニケーションが難しい
・「頑張る」の基準が低い


まず、勉強に関する問題で
語彙力と計算力の弱さが
壁になる生徒が多いですね。


現代文読ませると、
分からない言葉が多いとか
因数分解ができないとか
中学レベルまでの
語彙と計算が
ばっさり抜けている
生徒も多いです。


これが欠けていると

教科書や参考書に書いてあることが

上手く理解できないんです。

 

これって致命的ですよね。

でも、めちゃくちゃ多いです。

論理を全然理解していない。

 

そりゃ、学力は伸びないです。

 

 

次に、コミュニケーションが難しい。

近年の大学入試の流れとして、

推薦入試の比率が増えています。

 

その中で、問われるのは

面接や小論文を通す自己表現力です。

 

不登校経験が長い生徒は

自分を表現することが

苦手なことが多いです。

 

レポートでも

自分の意見などを書く欄があると

一瞬で筆が止まります。

 

そして、何も書けずに進んでいく。

 

そんな状態で、面接や小論文で

自分の意見を、想いを

伝えられるでしょうか。

 

難しいんです。

 

 

そして、最後は

「頑張る」の基準が低いです。

 

これはある一定以上の大学を

目指す生徒に多いんですが

頑張るの比較対象が

過去の自分だけなんです。

 

それじゃ、ライバルには勝てないって

全然理解していないんです。

 

他人とばかり比べていても

仕方がないですが

自分とだけ比べていても

大きな成長はありません。


いわゆる、難関大学を目指すならば
まずは覚悟を決めてもらうことが
何よりも大事だと知ってください。