元通信制高校の先生が語る、不登校でも大学受験に合格する方法

不登校に悩まされていた生徒たちと大学受験を挑んだ、元通信制高校の先生が受験に関する情報をお伝えするブログです。

大学生活は猶予期間?

こんにちは!

名古屋市通信制高校

不登校経験がある生徒たちに

大学受験指導をしている

ふくちゃんです。

 

今日のテーマは

大学生活は猶予期間なのか?

 

保護者の方と面談していても

たまに出てくるんですが

大学を社会に出るまでの

猶予期間と見ている場合があります。

 

確かに、大学は遊んでいる学生が

多いイメージがあるのかもしれません。

 

 

しかし、はたして

我が子はそれで良いのでしょうか。

 

不登校経験がある生徒には

一定数ですが

ここまで保護者に

甘えて過ごしてきた場合が

見受けられます。

 

その時に、猶予期間として

保護者が大学生活を捉えていると

おそらく子どももそう捉えます。

 

そうしたら、

問題を先延ばしにしただけで、

何も解決されぬまま4年間が過ぎます。

 

時間が自然と解決してくれるような

問題ではないと思いませんか?

 

突き放すような厳しさが

優しさになる時期なんです。

 

「いい加減にしなさい」と

「誰だってつらい時、しんどい時、

 何もしたくない時、あるんだよ」

「社会に出るということは、

 仕事をするということは

 間接的にでも

 誰かを幸せにしないといけない。」

 

そういった声掛けを、

日々にお子さんに投げてください。

問いかけて、自分の言葉で

答えさせてください。

 

汲み取る必要はありません。

それが甘えさせてるんです。

 

自分がどう生きていくのかを

自分で考えさせ、それを自分で伝えさせる。

 

それが出来ないようなら

猶予期間をいくら設けようと

問題は解決しません。

 

そもそも、大学4年間で何をするかが

どこに行くかよりも遥かに重要なんです。

 

その4年間で、自分の長所短所などを

分析して、それらでどうやって人の役に立ち

その対価として、お金をもらうのか。

 

それを考える時間であって、

猶予期間として過ごすなんて、

そもそもの発想が甘いんです。

 

保護者として、

我が子が一人で歩むためには

心が痛くとも、諦めずに

厳しい声掛けをして欲しいと思います。