元通信制高校の先生が語る、不登校でも大学受験に合格する方法

不登校に悩まされていた生徒たちと大学受験を挑んだ、元通信制高校の先生が受験に関する情報をお伝えするブログです。

読解における2種類の読み方

こんにちは!
名古屋市通信制高校
不登校を経験した生徒たちに
大学受験指導をしている
ふくちゃんです!

 


今日は読解における
2種類の読み方について
まとめていきます。


多くの生徒が、
読解の演習に入った時に
一度は苦労する

 

「時間が足りない」

 

という問題。


これを解決するには、
読解には2つの読み方があると
知ることが最優先です。


1つは、
一語を細かく捉えて、
単調に読んでいく読み方。

いわゆる、「精読」と呼ばれる読み方です。


これが出来ないことには、
そもそも読解をすることは
不可能です。

だから、この練習は
英語だろうと、現代文だろうと
とことんして欲しいです。

1文1文、しっかり向き合って、
何を伝えたいのかを
考え抜いてください。

しかし、これだけだと
受験では足りないんです。



受験の読解で
できるようにならないと
いけないのが

「全体像を俯瞰する読み方」

 

「精読」は
細部を漏らさずに
1文が何を伝えたいのかを
考えながら読む。

それに対して、
文章全体で何を伝えたいのか。

これを考える読み方を
覚えていく必要があるのです。


具体的な読み方は、
別の記事でまとめたいと思います。

 


一応簡単に説明すると、

段落ごとに
核となる文や語句を押さえて、
次から次へと繋いでいき、
対比などの論理の構造を
理解していく。

そんな読み方です。


これが共通テストなどで、
「時間が足りない」となげく
生徒が救われる正攻法です。


いわゆる、
「国語力」も
僕はこの読み方ができるかで
定義できると思っています。


また、練習すれば、誰でもできるけど、
正しく教えられる人が
かなり少ない読み方だとも思います。



相談してもらえれば、
何かしらアドバイスは出来ると
思いますので、
コメントやTwitter
質問お待ちしております。