元通信制高校の先生が語る、不登校でも大学受験に合格する方法

不登校に悩まされていた生徒たちと大学受験を挑んだ、元通信制高校の先生が受験に関する情報をお伝えするブログです。

英文和訳の時に守って欲しい最低限の作法

こんにちは!
名古屋市通信制高校
不登校を経験した生徒たちに
大学受験指導をしている
ふくちゃんです!

 

和文英訳の作法について
生徒配布用のプリントの内容を
お伝えしていきたいと思います。


まず訳が壊滅的になりやすい場合を
覚えておきましょう。

 


・主語が文頭にない場合
 =倒置、前置詞句などの副詞句が頭にある等


・主語と述語動詞が離れている場合
 =主語が長い名詞節、関係詞を含む等

 


単語と文法に関しては
個人の実力なので、ここでは触れない。
が、名詞と動詞が分からない時に
和訳が壊滅状態になることが多いので、
動詞と名詞は抜けがないように
暗記していくことをおススメしておく。

 


次に対策を考えていくと、

 

・主語には「は」「が」をつける。
(無生物主語の場合に
 綺麗にしようとする場合などは別だが、
 まずは「は」「が」を付ける)

・目的語には「を」つける

・習慣にするためにも、主語を見つけたら、四角で囲む


主語を見つけるポイントとして、
文にはじめて出る、
前置詞のついていない名詞を
主語の核だと捉えて、
これに対する動詞を探していくと良いです。

これは主語が名詞節になる場合に有効な手段で、
主語の核が分からないと
動詞を決定することが難しくなります。
(三単現のsや複数の場合)



また、和訳において、主語と動詞を決定することは
何よりも重要視しなければならない。


具体的には、単語帳の訳だと上手くいかない時
同じ漢字を含む表現を探して当てはめてみる。
普段から覚える時に 1 対1で覚えようとするのではなく、
共通する漢字が入っていればいいことにすると良い。


あくまで、単語帳の訳は
統計的に使いやすい訳なので、万能ではない。


つまり、単語を覚える段階で
完璧主義になってしまうのは
結果として損になりますよ。