元通信制高校の先生が語る、不登校でも大学受験に合格する方法

不登校に悩まされていた生徒たちと大学受験を挑んだ、元通信制高校の先生が受験に関する情報をお伝えするブログです。

浪人を決めた新受験生へ

こんにちは!
名古屋市通信制高校
不登校を経験した生徒たちに
大学受験指導をしている
ふくちゃんです!


ランキング参加中です。
よかったらクリックお願いします!

 

 

 

うちの通信制高校では、
今年は浪人を選択する生徒は
いないのですが、

僕は高3の夏から
大学受験に向けて勉強を始めて
現役では受からず、
その後はアルバイトしながら
宅浪生活をしていたので
何か浪人生に向けてメッセージを
送りたいなと思います。


 

学習時間を確保する

 

まず浪人生は時間的余裕があるので、
受験において、有利な立場です。

しかし、浪人したら
みなが合格できるかと言うと
現役の時に受かったけど
行かなかった大学に
受からない生徒もいます。

時間の自由度が高い分、
自分をコントロールできなければ
とことん落ちていきます。

そして、それはすべて自己責任です。


だからこそ、学習時間を確保するのは
常に意識をしていってください。


ちなみにですが、
僕はアルバイトをしながら
宅浪生活をしていましたが、
バイトがない日は15時間以上
バイトの日でも12時間以上は
勉強するようにしていました。


もちろん、これは
僕がそれなりに強い私立の
野球部でずっと練習していた
体力があったから、
身体を壊さずに済んだ気がするので
真似はしないでくださいね。


ただ、最低限の学習時間を確保しないと
伸びる成績も伸びないので
最低でも週に70時間程度はやりましょう。


 

塾・予備校に依存しない

 

浪人生活は孤独です。

 

それこそ、予備校や塾に行かないと
所属するものがないですし
社会的立場も何もないので
疎外感を強く感じることでしょう。

しかし、それに向き合えない人は
成功しないと思います。

逆に言えば、その孤独を楽しむ覚悟がないのなら
浪人する選択をしない方が良いと思います。

前提として、大学以降の社会では
自分で目標・目的を考えて、
自分から行動できるようになる必要があります。

だから、塾や予備校に依存して
言われたことだけをやれば良い精神では
大学受験は上手くいきません。

ましてや、あなたが浪人してまで目指す
上位の大学は問題を解くマシーンではなく
自立した学生を求めています。


いまの環境に感謝する

 

浪人すると、いまの状況に対して
否定的に感じるときがあるかもしれません。

しかし、浪人できるというのは
ありがたいことだと思います。

ましてや、塾や予備校に行けてるならなおさら。

そもそも、浪人ってのは
自分のためだけに
勉強することを許されている状況です。

いま、その瞬間、何も生み出していないけれど、
あなたの将来に周りの人間が投資をしてくれているんです。

この環境に感謝しなくてどうするんですか。


浪人することになったのは
誰でもなく、あなたの責任です。

しかし、誰もそれを責めずに
応援してくれているなら
がむしゃらに頑張るしかないですよね。

それぐらい貴重な時間を
過ごさせてもらってるんです。

それに感謝して、日々の時間を大切にして
大学受験に向き合うこと。
ここまでは当たり前の義務です。

それが出来ないのならば、
浪人という選択をすべきではないです。


さらにいえば、
もう大人になるんですから
感謝をきちんと行動で表しましょう。

家で少しでも家事を手伝うとか
なんでもできますよ。

ご飯が出てきたり、お風呂が沸いていたり
暮らせる環境が提供されている状態で
自分のやりたいことに集中できることを
本当に感謝して欲しいんです。


浪人は決して楽な道のりはないですが
頑張ってくださいね。

 

fukutatakuma.hatenablog.com