元通信制高校の先生が語る、不登校でも大学受験に合格する方法

不登校に悩まされていた生徒たちと大学受験を挑んだ、元通信制高校の先生が受験に関する情報をお伝えするブログです。

生徒の悩み~「なかなか勉強を始められない」~

こんにちは!
名古屋市通信制高校
不登校を経験した生徒たちに
大学受験指導をしている
ふくちゃんです!


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今日は生徒の悩みシリーズ!


「家だと勉強のスイッチが入らなくて、
 始めるまで時間が掛かるんです」

この悩み多いんです。
からしたら、まだ本気になれてないんじゃない?
って最初に思ってしまいますが
それを言っても何も始まらないので、
具体的な案を出していきます。

 

 

 

 

そもそも、勉強のスイッチってなに?

 

そんなものあるわけないんですよ。
勉強が好きでたまらないひとは
こんな悩みを持ってくる訳ないんで
勉強が嫌い・苦手な生徒が
この悩みを抱えると思うんです。

「やる気スイッチ」のせいで
親御さんにも、生徒にも
そんなものがあると思っている人が
一定数いるんですが、ありません。

そもそも、備わっているものじゃなくて、
段々と作り上げていくものです。

 

しかも、作ろうと思ってもなかなか出てこないし
一回できたと思ったら、次の日には消えたり。
そんなことを何回も繰り返しながら完成するんです。

一言で言い換えてしまえば、
「やる気スイッチ」ってのは「習慣」に過ぎません。

 

大層な話を聞いて、やる気になっても
それがずっと長続きすることはありません。

自分の中で「やる」と決めて、
できる日とできない日を繰り返しながら
それでも諦めずにやり続けると
自然とスイッチのオン・オフをコントロールできるんです。

 

なので、やる気スイッチを探すなんて
無謀なことはもうやめてください。

 


いまの習慣に新しい習慣をくっつける

 

まず、いまある習慣を見つけます。
歯磨きをする、トイレに行くなどです。

それと新しく身に付けたい習慣をセットにします。
単語を覚えるとか、教科書を読むとかですね。

 

ここでポイントは、わざわざ歯磨きとか、トイレに行く時に
単語帳とかを取りにいくのはめんどくさいので
洗面台とかトイレに何かしら本を置いておきます。

簡単に言えば、スマホなどをいじっていた時間を
本に変えるという作業をしています。

この時に重要なのは、「めんどくさい」を
出来る限り排除すること。

 

習慣形成のポイントは、
その行動を増やしたい時はなるべくストレスを減らし
減らしたい時はなるべくストレスを増やすことです。

たとえば、わざわざガムテープでぐるぐる巻きに
されている段ボールからマンガを出して読もうと思いますか?

まあいいかなってならないですか?

 

逆に、スマホはめちゃくちゃ手軽ですよね。
だから、スマホを触っちゃうんですよ。


したい行動を始めるテーマソングを決める。

 

これは僕もやっていましたが、
したい行動をする前にテンションの上がる曲を
聴くようにするんです。

いきなり勉強をしようと思うと
ハードルが高いけど、
その前に1曲聴こうは
結構ハードル低いですよね。

ちなみに、僕はMOROHAとかFUNKISTを聴くことが多いです。

 

アップテンポな曲の方が
やる気にはなりやすいと思うので、
そこは気をつけると良いですね。

付け加えておくと、勉強を始める前から
開始して15分くらいの間に聴く音楽を決めておくと
模試とか受験の日に気持ちが入りやすいので
僕は決めることを生徒におすすめしています。

 

最後に

今日は割と誰でも取り組みやすい対策を
2つ紹介しましたが、
習慣を形成する方法は他にもたくさんあります。

 

気になる人は自分で調べてみてください。
習慣形成は技術の問題なので
正しいやり方で行えば
誰でもできますよ!