元通信制高校の先生が語る、不登校でも大学受験に合格する方法

不登校に悩まされていた生徒たちと大学受験を挑んだ、元通信制高校の先生が受験に関する情報をお伝えするブログです。

志望動機の添削はじめました➁~志望動機はマッチングが大事~



こんにちは!
名古屋市通信制高校
不登校を経験した生徒たちに
大学受験指導をしている
ふくちゃんです!

 

今日は志望動機の添削についてです。
前回の記事はこちら!

 

fukutatakuma.hatenablog.com

 

 

今回は、書く時の心構えについて。

 

うちの通信制高校では、
公募制推薦・総合型選抜を
受ける予定の生徒には
この時期に志望動機を書いてもらいます。

ここから、どのようなアプローチで
生徒の志望動機を完成させるかを考えます。


その修正の過程で毎年一番多いのは、
自分の言いたいことだけを書くタイプです。

 

公募制推薦・総合型選抜は
マッチングが何よりも重要

 

 


これは、恋愛でも就職でも同じかと思います。
大事なのは、自分の譲れない想いと
相手が求めていることを
どうやって摺り合わせていくかです。

しかし、自分がどうしたいかだけを
淡々と書いていく生徒が多いです。


特に、不登校経験があると、
サービスされる側である機会の方が
多くなりがちなので、
予備校で指導する時よりも
通信制高校での指導の方が感じます。

 

 

志望動機で大事なのは、
自分の強み・長所・想いが
相手にとって、どんなメリットになるか。
そんな視点を持つことです。


どれだけ特技が凄かろうと、
想いが熱かったとしても、
それによる相手のメリットを
きちんとプレゼンできなければ
相手は「君が欲しい」とはなりません。


ただ、自分の思い出話、やりたいこと
自分の特技、熱い想いを書くのではなくて

 

大学ならば、どんな学生となって、
その後、社会でどのように活躍できる人材になれるのか。

就職ならば、どんな仕事で、
どのような成果を出せる社員になれるのか。


この辺りを、出来る・出来ないではなくて、
論理的に、その可能性があることを伝えていくのです。

それがきちんと伝われば、
あとは相手があなたに投資するか次第。
ここは、相手に委ねるしかありません。


マッチングなので、合わないこともあるでしょう。
それを最大限避けるために大事なのは、
相手の研究ですね。


大学や企業のHPを見たり、実際に足を運んだり、
雰囲気から求めている人物像を把握して
それに自分をマッチさせていくのです。


 

最後に、要点をまとめると、
相手が求めていることを理解して、
自分の譲れない部分は残しつつ、
相手にマッチして、相手のメリットを提示する。

 


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