元通信制高校の先生が語る、不登校でも大学受験に合格する方法

不登校に悩まされていた生徒たちと大学受験を挑んだ、元通信制高校の先生が受験に関する情報をお伝えするブログです。

名古屋の進路指導が日本一難しいと言われるのはなぜか?

こんにちは!
名古屋市通信制高校
不登校を経験した生徒たちに
大学受験指導をしている
ふくちゃんです!



 

今日はオンラインの個別指導塾で
Youtubeでも様々な情報を共有している
CASTDICEの小林塾長がやられている
塾講師チャンネルに

これまた、塾講師向けの情報を
教育百貨店チャンネルで共有されている
平野先生をお招きしている動画内で

名古屋の進路指導は日本一難しいという
テーマをお話されていたので
僕も考察していきたいと思います。

 

 

まず、要点を整理していくと
名古屋の進路指導が難しい理由は
大きく分けて2つです。

・私大の偏差値が低い上に、
 ばらつきがないので
 滑り止めを決めるのが難しい。

 

・地元志向がかなり強い上に
 もし県外を考えると
 関西と関東に分かれる。

 

僕も普段指導していて、
確かに上位層の進路指導は
難しく感じます。


例えば、名古屋大学
目指している生徒がいるとして、
滑り止めを考えるとします。

その生徒のご家庭は、
地元志向が強く、
県外受験は考えていない。

そうした場合の
私立の滑り止めとして
真っ先にあがるのは
南山大学だと思います。

しかし、南山大学でさえ
偏差値55前後で
GMARCH関関同立に比べると
不足感が出ます。

そして、近年は
南山一強の時代が
終わりつつあり

名城・愛知・中京あたりが
台頭してきています。


すると、最近の受験スタイルでは
私大の滑り止めは数を絞って
受験する場合が多いので
どれを選択するかが難しいです。


そして、仮に県外受験を考えた場合は
本当にGMARCH関関同立
4:6とか6:4の割合で分かれるので
どちらの大学郡に関する
専門的な情報がないと
進路指導が難しいですね。


さらに言えば、国公立受験をする生徒で
九州大学を志望する生徒は少ないのですが、
工学系ならば東北大学とか
農学とか生物系なら北海道大学とかを
志望する生徒も一定数いるので
それはそれで進路指導するには
知識が求められます。


なので、やっぱり難しいなと思います。


僕なりの結論としては、
県内私大の中で志望校決める時に
決め手に欠けることが一番の理由だと思います。

上位層を指導しようと考えると
幅広く大学情報を
仕入れないといけないので
大変さはありますが

個人的には、楽しんでやれてるので
名古屋で進路指導できてうれしいですね。

参考になれば幸いです。