元通信制高校の先生が語る、不登校でも大学受験に合格する方法

不登校に悩まされていた生徒たちと大学受験を挑んだ、元通信制高校の先生が受験に関する情報をお伝えするブログです。

逃げ癖を捨て、未来への一歩を踏み出せ!

こんにちは!
名古屋市通信制高校
不登校を経験した生徒たちに
大学受験指導をしている
ふくちゃんです!


今日は生徒とした大事な話を共有します。


その生徒は、これまでの人生で
頑張ったと胸を張って言える経験がなく
少しでもしんどいことがあると
やめてしまってきた生徒です。

うちのような、不登校の生徒を
メインの対象とした通信制高校では
割と多いタイプだと思います。

そして、そんな子が
特進コースに来たのですが、
何かと理由を探して、
一生懸命に取り組みません。

そのうえ、嫌なことや
しんどいことを避けていきます。

このままじゃだめなんです。
大学合格とかの話ではなく
社会に出ていく上でだめなんです。


逃げ癖があると、
その一瞬は楽ですが、
自分の内部にある問題から
逃げ切ることはできません。

 

忘れていたころに
ふと顔を出しては、
何度も苦しめてきます。


だから、それを解決しない限り、
自分は前に進めないのです。


それが目に見えているのに
放っておくことは出来ません。


生徒には、ストレートに
「逃げ癖を捨てなさい」と伝えました。

自分が目の前の課題から逃げていることを
認識してもらわないと話が進みません。
無意識的に逃げている場合も多いのです。


根気比べになりますが、
僕は大学や就職のその先で
輝いてもらうことを目指しているので、
いまのうちに知って欲しいこと、
直した方が良いことは伝えるようにしています。


これまで不登校だった生徒には
時には残酷に聞こえるようなことも
言わなくちゃいけない時があるのです。

大切な生徒だからといって、
傷つけることを怖がって
やさしくしていたら
自分の知らないところで
治せないほどの傷を受けて
帰ってくるかもしれません。

配慮や心配りは必要ですが、
遠慮ではいけないなと改めて思いました。